音ネコと遊んでくれ!

30代音楽男の雑記ブログ

雑誌のグラビア~私の小説

雑誌のグラビアとかを見ると「こいつらってもう大体は俺より年下なんだよなぁ」という感慨を最近よく抱きます。
昔の僕(小学生の頃とか)はグラビアとか見ると「うわぁっ、なんか女の人が水着きてるぞっ!」と顔を背けてまともに見れないようなかわいらしい感じだったのですが、今は違います。
じっと見据えます。
やることがなくなったときとかによく見るのですが、大の男がひとりぽつんとすわりこみながら、女の子の写真を真剣に見つめる図は相当暗いものなんじゃないかと思います。
たぶん目、座ってるもん。
でもいちおう言っておきますけど僕は別に「ぐふふ~、もっこり~」ていう遼ちゃん的な心情で見つめてるわけじゃないんです。




パラリ。

(見つめる)。


「・・・・・うん、そうか」




たとえるなら新聞の時事を読むときの心情に似ているかもしれない。
そして読み終わった後(見終わったあと)、けっして明るい気持ちにならないという点も共通しているような気がする。

若くて幸せそうに見えるこの子達は、あんなおおきいお胸をぶら下げてこれからどこに行こうとしているんだろうか?僕は大体の場合においてそう思います。
彼女達はその若さを自らの明かりにするのはいいけれど、それが一体どういうことなのかわかっているんだろうか?
みなさんはどういうことだと思われますか?





















その明かりにつられて、醜い雄豚どもが寄ってくるということです。










第一話 「陵辱のはじまり」


りかこがまず最初に感じたのは手首の痛みだった。

遠い虚無の中で自分の意識の断片が寄り集まり、すこしづつ形成されていくにつれてその痛みは次第に具体的な形をとってりかこの意識に浮上してきた。

「っつ!!!」

彼女はまだ朦朧とした頭で手首の激痛を感じながらも急速に自分が覚醒していくのがわかった。そして今自分が置かれている状況を把握した。

そう、彼女は監禁されているのだ。


たしかグラビア撮影の仕事がおわり、家の前でマネージャーと別れて扉の鍵を開けたところまでは鮮明に覚えている。

そしてドアを開けると黒い人影が目の前に現れた。

そいつはすばやくりかこにちかづくと彼女の口元になにかを押し当ててきた。

彼女が抵抗する暇もなかった。

「なにごとですの!?」

そう思うと同時に彼女は自分が急速に失われていくのを感じた。

そして今だ。

りかこは自分の手首にきつく手錠が施されていること、口に猿轡がかまされ、足にもロープが巻きつけられていることから、自分は監禁状態のような目にあっていると考えた。

明かりのない、殺風景な一室だった。部屋に使われている建材の感じからしてアパートのようだったが暗くてよくわからなかった。

彼女はというとフローリングの床に直に横たわった状態だった。

よく見ると床にはうっすらと埃が積もっている。

長い間人が住んでいなかったようだ。
しかしなにより手首が痛かった。
一体どうしてわたしがこんな目にあわなきゃいけないのよ!?

「それはなぁ、俺がおまえを愛しているからさぁ」

部屋の暗がりから嫌な耳障りの下卑た男の声がした。よく見ると独りの男がそこにいた。

(なんなの、こいつ!?)

男はゆっくりと近づいてきた。

「なんなの、こいつとはまたつれないなぁ~。りかこちゅわーん」

(えっ!?・・・まさか、こいつあたしの心が読めるの?!)

男は声をださずにやりと笑う。暗くてよく見えなかったが、その笑い顔が腐った無数のザリガニよりも吐き気を催すものだということは確信できた。


「ご名答~。俺はりかこのかんがえていることなら何でもわかるのさ。なぜなら~、愛しているからぁ!ぐひゃひゃひゃ!」

「・・・えは・・・・を・・・・ら・・・た」。りかこがとても小さな声でなにかを呟いた。

「えぇ~、なんだってぇ?聞こえないよぉ~?」

男は小ばかにしたように聞き返す。

そしてテレパスを発動させてりかこの思考をトレースしようとした。

その瞬間、男の精神世界にすさまじいエネルギーの奔流が流れ込んできた。

「ぐひゃ!なんだこれは!」男は頭を抱え込む。





「おめーは、私を、怒らせたっつったんだよ。たこが」




りかこは目を怒りで燃え輝かせながら立ち上がった。手錠は跡形もなく溶けてしまっていた。

「そ、そんな!・・・・まさかおまえはっ!」

男は恐怖と驚愕に支配されるがままに我を失っていった。

「私のソーサラーで、消っえーな」


「ひれふー!」



男は輝く閃光とともに消え去った。



りかこは男が消えると同時に床に倒れこんだ。

りかこよ、眠れ。これから長い戦いが始まるのだから。



~~~~陵辱の始まり中篇に続く~~~~









これからさらに論理を展開させていくつもりでしたが、なんか眠くなったから尻切れトンボで。




では

 

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